初出場のオヤジ達が大健闘で2位!(後ろから) 第54回大瀬戸ペーロン大会
2017年7月2日西海市大瀬戸港(板浦)で行われた第54回大瀬戸ペーロン大会。
「職域対抗レース」に出場した我々「保育園オヤジの会」が、初参加ながら10チーム中6位と大健闘をみせました!

職域対抗レース10チーム中、6位の賞品!ビール! ってか、参加賞!
この大会の約1ヶ月前。息子が通い始めた保育園から息子が1枚案内プリントを持って帰っってきたのです。
そこには、
「第54回大瀬戸ペーロン大会に、当園オヤジの会も出場してみます!」
よっしゃ! やったことないけど挑戦してみっか!
と張り切って様々な思いで集まったのが保護者のオヤジ20名。そのうち4名がちょっとやったことのあるペーロン経験者。その他皆ドシロート!
オールってどうやって持つんだろう・・・と考えてる間に、16名のオヤジは当日を迎えることになりました。
朝10:00 会場はすでに「一般(ガチの方)」の予選レースの熱戦が繰り広げられていました。
「一般」のレースとは
瀬戸、多以良、松島、雪の浦の大瀬戸町内の4地区と、地元企業のJ-POWERグループの計5チームのガチの戦い。予選レース5回、タイム得点上位4チームが決勝
「職域対抗」のレースとは
「一般」レースの予選5回の「間」と、決勝との「間」に行われるアトラクション的なレースで、様々な団体が参加する。第1レース=5チーム、第2レース=5チームに別れタイムを競う。
からあげ弁当でいうなら「一般レース」はメインの「からあげ」。「職域対抗レース」は、漬物とまでとは言いませんが「タコさんウインナー」的なメインを引き立たせるアトラクション。
とはいえ家族が応援にきているからにはオヤジの威信をかけた戦い。
遊びじゃねぇーぞ! やったる! ブルーのかわいいハチマキが我々の心を引き締めます
豪傑な男たちがバリトンボイスで準備体操するのを見て、我々は足がすくみかけますが、今日は妻子供が応援に来てくれているのもあって表情は強気の自分を演出します。
いよいよ、乗船。
保育園の男性先生を含めオヤジ19人がオール(かい)を握り、太鼓をオヤジリーダー1人が担当。ドラと舵とりは2名の助っ人にお手伝いいただき、総勢22人のオヤジが気合十分、イメトレ十分で船に乗り込みます。
揺れる船内でオールを握った途端、不安がよぎります。
考えてみるとチームの80%がドシロート!
・・・この船進むのだろうか。
そして、今更ながら
普段パソコンのマウスをクリックしている私に務まるのだろうか・・・。握力不足でオールを落としたりしないだろうか・・・・。てか私自身が落ちたらどうしよう・・・・泳げない。
運動会のリレーに使うバトンのように細い自分の腕を見つめながら気弱になり始めていました。
その時、
リーダーの勇ましい掛け声と太鼓の音がなり
超ドシロート ペ~ロンチームの出発!!!!
よくみると、意外にみんな腕は太い! 漕ぐのはこの人たちに任せてデカイ声だしてりゃいいかも!
とか一瞬考えましたが、
いやダメだ! ONE FOR ALL!! 初参加でNO練習の私たち達に勝ち目は薄いが、達成感だけでももぎ取ってやる!
とにかく大声で「ヨーイ、ヨーイ」と叫びながら、見よう見まねでオールを水面に入れます。
前の人のオールから飛んでくるしぶきで、全身ずぶ濡れ!口の中は塩ッカライッ!
お!進んでる!!
みんなのセンスがいいのか、経験者4人がひっぱっているのか、わかrんがとにかく進んでいる。
このまま約800m先のスタート地点を 感覚をつかみながら目指します。
我々にとってはこれが初練習!
本番さながらの練習動画(黒Tshrit青ハチマキ我々オヤジの会)
が、、、出発から800mほど漕ぎ、やっとのおもいでたどり着いたスタート地点。
皆、すでに疲労感が顔にでている・・・。
そして、背中の妙なところが痛み始めている。
全5チームがスタート地点で船に乗ったまま待機となり、しばし休息。
!!!
しばらくと思ったら、20分も炎天下で待機!
のどカラッカラッ で干上がりかけたてきたころに、レース旗があげられ
ヨーイ! スタート!w!
飛んでくる塩ッカライ水しぶきを口で舐めまわしながら、600m先のゴールへ向け再び漕ぎ始めます!
やっぱり後ろから1位!
リーダーの太鼓の音が次第にスピードアップ! アップアップしなが必死でリズムを合わせ、漕いで、漕いで、漕いで、漕ぎまくります!
素人にとって疲れがピークになるコース中間300m地点。
ふと左側に目をやると
隣のチームと並んでいる!!!!
ウォォオオオオオオオオオオオオ
ォォオオオオオォオォオオオオ
聞いたことない声が皆の腹からでてくる!
皆一心不乱に、全精力でオールを水面に突き刺し、掻く、
一番後ろから隣のチームを追い抜く瞬間(一番手前の船が我々オヤジの会)
かあちゃん、やったばい。
2位。後ろから。
我々は嬉しを噛み締めながら、10チーム中6位のタイムで参加賞手に妻、子供の待つ場所へと戻りました。
ペーロンとは
九州南西部で行われる,中国伝来の舟漕ぎ競走。また,それに用いる舟。極端に細長い和船に二,三〇人が乗り,櫂(かい)を漕ぎ,銅鑼(どら)・太鼓ではやしながら競走する。6月に長崎で行われるものが有名。競渡(けいと)。 [季] 夏。
Weblio辞書より
第54回大瀬戸ペーロン大会参加チーム
【参加チーム】
雪浦(桃)
瀬戸(黄)
多以良(白)
松島(青)
J-POWER(赤)
【職域対抗参加チーム】
1レース
・みひかりクラブ
・team社協
・向島ペーロン愛好会
・下山壮年団
・どんぐりくらぶ
2レース
・福島建設・川建
・小迎保育園おやじの会
・J-P「でんすけ」
・板浦ペーロン愛好会
・西海青年部