【後編】博多どんたく港まつり2017 〜阿波踊りは幸せの源泉〜
スタートから500m
突然のひょうが止み、小降りに。たった今起きた10分間の出来事に呆然とするしかなかった。
濡れそぼった炭となった私たち「しまばら不知火連どんたく隊 & 西海市うずうず連どんたく隊」。
残り700mとなったどんたくパレードも、寒さに凍える子供たちを抱え、連れ添いながら、なんとかゴールする。ゴールと同時に(2時45分ごろ)全てのどんたくパレードが中止に。数人の携帯電話が1日故障。
「こんな珍事、滅多に経験できんよ!」「半分でもパレードできたからよかったね!」
誰かが言った前向きな言葉に励まされ、濡れそぼった炭も次第に乾いていく。
その日の夜行われた
しまばら不知火連どんたく隊 & 西海市うずうず連どんたく隊 & 関係者親睦会
「私の嬉しいことの一つに、うずうず連の活動の活発化があります。」
しまばら不知火連 廣瀬連長のあいさつ「3つの嬉しいこと」の一つにあがったこの言葉を聞いて、大事なことを思い出した
そうだ!今日は新連員と一緒に大きな舞台で踊ったんだ!!
昨年から今年にかけ、見学者の中から数名入連し、うずうず連は一回り成長していたのだ。
この時、心の中に残っていた情熱の小さな火種に気づく。
さらにアルコールによって、火種は徐々に大きく燃えていく。
懇親会会場のステージで踊り足りなかった連員が踊り、今日のうさを晴らすように走り回るチビッ子たち、阿波踊りで生まれる楽しさついて語るベテランたち、互いに阿波踊りへの情熱をぶつけ合う
消されかけた情熱の火は、親睦会スタート30分で燃え盛っていた!
二次会後、今日受けた豪雨による仕打ちを明日のステージにぶつけようと皆で誓った。
どんたく2日目
2017年5月4日木曜日午前中、岩田屋三越演舞台でのステージの待ち時間は
やっぱり、「タイ王国どんたく隊」さんと一緒でした!
昨年のサンバ衣装に比べ、少しシックなお召しもの。それにどこか雰囲気が違う。どっちなのか聞けませんでした。コップンカー。

岩田屋三越演舞台で踊るうずうず連ちびっ子
他のステージにも増して広い舞台が、我々を自由にしてくれます。心昂ぶり、勇ましさ溢れ、全身に活力がみなぎっていく。
その後天神地下でも踊り
急遽、
まだ踊りもしない我々からみなぎる熱気を感じた観客が集まりだします
壊れかけのヒザは悲鳴を上げていいましたが、渾身の力を振り絞り、
観客と同じ位置で踊り、演奏することで味わえる楽しさはやっぱり最高!
踊る阿呆に見る阿呆! 踊り出す見物客の陽気な顔に、踊りのボルテージは最高潮に!
最後の大ジャンプで両ヒザは壊れ、この後3日間GW終日まで自宅療養を余儀なくされましたが、言葉にはできない素晴らしいひとときを体感することができました!
こうして、2日間の博多どんたく港まつりの全てのプログラムとゲリラ演舞を終え、我々うずうず連はこう思いました。
死ぬまで阿波踊りを続けたい。
阿波踊りへの情熱はこれからも消えることはありません。なぜなら阿波踊りは、
幸せの源泉だから。
【お礼】
西海市市役所情報観光課から“ズブ濡れ応援”に来てくださった、前田さん、谷川さん、尾崎さん、村島さん、ありがとうございました! パンツに携帯電話、大丈夫だったでしょうか。来年は「西海市」ののぼりを貸してください!持っていきたいです
島原不知火連さん、島原不知火連柳川支部さん、福岡よかよか連さん、コバンザメ状態の私たちうずうず連を毎年面倒見ていただきありがとうございます!
うずうず連を今後ともよろしくお願いします!
そして、大会に関わる全ての皆さま、我々が成長できるステージの場を毎年提供していただき、本当にありがとうごさいます。これからも真面目にふざけながら、個々の個性を活かした魅力ある連に、大きく成長していきたいと思います。来年もどうぞよろしくお願いします!